ASM
ASM-20261008-001
id="asm-20261008-001"
ASM-20261008-001|以前の問いを通らずに接続する構造
導入
新しい接触が生じると、 以前の何とつながるのかを確かめたくなる。
しかし、その確認を先に置くと、 新しい差分まで過去の問いに沿って読み直される。
必要なのは、以前の問いを残しながら、そこを通らずに接続できることである。
構造
共通しているのは、 旧関係問いを背景化したまま、現在側の条件から新しい接続を独立して成立させ、必要な場合に限って後から過去との関係を選び直せることが、旧問いの再開可能性と新しい接続経路の双方を残す条件になっていることである。
過去の問いが残っていると、 新しい差分を以前の関係から理解しやすくなる。
しかし、問いを休止していても、 新しい接触のたびに過去との関係確認を求めれば、 旧問いは暗黙の解釈中心として働き続ける。
関係非経由接続可能性が維持されるのは、 新しい接触を旧問いの再開材料へ固定せず、 現在の条件だけで成立する接続をそのまま保持できる場合である。
そこでは、過去との関係を否定する必要はない。 必要が生じたときだけ旧問いへ戻り、 後から関係を再検査することができる。
関係を残すことと、 関係を経由して接続することは分離される。
含意
生活では、 新しく生じた関心や接触を、 以前の経験や関係の延長として説明せず、現在の条件から受け取ることとして現れる。
組織では、 過去の方針や課題を参照可能なまま残しながら、 新しい情報や接続を旧来の関係軸へ回収せず、独立した経路として扱う運用として現れる。
制度では、 履歴や既存の関係を保持するほど、 新しい接続がその関係の確認を経ずに成立し、必要な場合だけ後から関係付けられる余地をどこまで残せるかが問われる。
これは停滞ではなく、 「旧問いを経由しない独立接続と後置関係化の構造」。
問い
この関係非経由接続可能性は、
どの地点で 過去との関係確認を前提にした接続から、現在条件で独立して成立し、必要なときだけ後から関係付けられる接続基盤へ転化するか。
Source:
- /ja/asm/trans/sos-20261008-01-a/